ドラゴンたちを駆逐する為に毒をもって毒を制すべく、竜の力をその身に取り込んだ竜人たちのリーダー。
獣人たちに疎まれながら孤立する事となる彼は、相手の能力すら退ける孤高の力を手に入れる。
だが、その身に流れる強大な竜の因子がやがて爆ぜ、彼自身が忌むべき竜に変化する危険を秘めていることは、彼すらも知らない……。
テリトリー「火竜のアギト」
自然のいたずらか、はたまた竜たちの戯れによる所業か。
マグマの大河を形成する吠えたける竜の如き巨岩。それが彼のテリトリー「火竜のアギト」だ。
赤のディバイドを象徴する力の奔流であるそれは、力強きユニットが自陣に現れるたび、使用者のライフを回復する能力を持つ。
赤のディバイドに生息する巨大なドラゴンや屈強な戦士たちが現れた時、そして、バドラトスの身に眠る竜の因子が顕現した時───。
あと一歩と追い詰めた相手の前に、強大な敵ユニットと復活したライフが並び立つ事となり、「話が違う」と狼狽える敵の姿を君は見ることになるだろう。