マルグレアらとは異なる氏族の指導者である天使。
自らをオーバーロードに最も近い、直系派閥とのたまう高圧的な彼は、先陣には立たず他者を使役し、その力を高めることによって戦場全体を思うがままに支配する知将である。
そうした彼と、彼の聖骸を筆頭とする巨人兵団の戦力を背景としたその濁流は、レベッカの参戦により反転攻勢に転じたはずのグラドとテノスの連合軍を再び窮地に陥れていく。
テリトリー「鏖殺の聖骸 ヴァーラスール」
ネフェルクセスが操る人型の巨大兵装・聖骸。
傲岸なる賢者の登場とともに、突如現れるその一ツ目の巨人は、賢者の理力を受けることで巨大化し、全てをねじ伏せ、叩き潰す鏖殺の化身となる。
また、ネフェルクセスが倒れぬ限り、この不屈の巨人もまた潰えることはなく、例え決死の覚悟でその身を砕こうとも、彼の振り下ろす杖とともに再び大地を震わせることとなるだろう。