2022年9月10日、続く11日に、池袋サンシャインシティにてディバイドバトル1stセッション「プレファイナル」「全国大会ファイナル」が開催された。
猛者たちを歓迎するかのような気持ちの良い快晴の中、全国1位を決める大会が始まった!
全国決勝大会はもちろん、サイドイベントやステージなどもあり、盛りだくさんの豪華なイベントだったぞ!
すべての催しを見て回ってきたので、早速紹介していこう。
プレファイナル デッキ分布
まずはもちろん、10日に開催されたプレファイナルからご紹介しよう。
実に299名の参加者が集い、翌日のファイナル参加権を賭けて激突した。
参加者全体のテリトリー分布は以上の通りだ。
ディバイドバトルで唯一、2回の優勝を果たしたパワーを評価してか「猟奇と倒錯の居城」が頭一つ抜けてはいるものの、ブースター第6弾の新顔や、それによって強化されたテリトリーも多く見受けられた。
前日発売であった「劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」」の2テリトリーも合計で8名ほどの使用者がいたりなど、見ごたえのある対戦が繰り広げられていた。
プレファイナル通過者のテリトリー分布は公式Twitterで速報がアップされているので、そちらを確認してほしい。
全国大会ファイナル デッキ分布
続いて、ビルディバイド発売から1年の集大成、ディバイドバトル ファイナルをご紹介しよう。
プレファイナルやディバイドバトルを突破した64名の猛者たちが選択したテリトリーの分布は以上の通りだ!
「クラウディア/陸上戦艦 グラドミラル」の使用率が大きく伸びているのが印象的だ。
そして壮絶なる戦いの末に決勝ラウンドへ進出した4名は……
たくやさん、きよどんさん、ひびきさん、Kiwamu Serizawaさん!
<上位4名の使用デッキコード>
たくや① 【XKnsmusXZo】
たくや② 【Ctr1kDajsq】
きよどん① 【XtollFrvpR】
きよどん② 【1xTPJsgJ50】
ひびき① 【y3xNTGv19h】
ひびき② 【sIKgzQ692R】
Kiwamu Serizawa① 【gGd9kxW6uU】
Kiwamu Serizawa② 【jImWtlUutA】
いざ決勝へ!!
ファイナル決勝ラウンドは、2つのデッキを使った2本先取戦。
本戦と異なるデッキを使ってもよいが、同一のテリトリーは不可という本邦初のレギュレーションであり、1戦目にどちらのデッキで戦うかですら駆け引きの要素となる。
4名とも2デッキのうち1つは「猟奇と倒錯の居城」を選択しているが、特に墓地活用系コマンドのチョイスが異なるなど、デッキ内容には細やかな違いがみられ非常に興味深い。
もう1つのデッキは4名それぞれ違うテリトリーを選択している。
たくやさんは「瘴気の魔宮」。
第1弾の黎明期に最強ではないかとまで言われたほど流行したデッキで、アドバンテージを失わないユニットとテリトリーの「道連れ」効果による消耗戦での強さは今でも健在だ。
きよどんさんは「千尋の大渓谷」。
こちらも最初のスターティングデッキが有する最古のテリトリーの1つで、誰もが認める強さを誇っており、きよどんさんはロングゲームに強い「ウルフェン」や「ヴェロニカ」が採用されている。
ひびきさんは「根絶砲・蛟」。
第4弾で登場し第6弾で新テリトリーを獲得したPSIデッキ、こちらは驚異的な手札獲得能力とコマンドを駆使して戦う最新のデッキの1つで、4コストテリトリーならではの早期制圧も非常に強力。
Kiwamu Serizawaさんは「奪略の聖骸 サルワスール」。
こちらは3弾に初登場したアサルトテリトリーが5弾で新たなバリエーションを獲得、その派手さとカスタイマイズ性で一気に勢力を広げたテリトリーで、決勝ラウンドで唯一の3色構成が印象的だ。
この戦いの様子は配信中の動画をぜひ見ていただきたいが、お互いの手の内をほぼ完全に想定したうえでの「猟奇と倒錯の居城」ミラーマッチやウルフェンの回復VSカリンの直接ダメージ、サルワスールの起動をめぐる駆け引きなど、どの試合も本当に見ごたえ抜群であった。
特に決勝戦は開発Dと、MCでお馴染みの高野光平さんの実況解説付きなので、会場の臨場感を味わってほしい!
▽実況付きの対戦配信▽
動画視聴はこちらから
そして見事、長い戦いの末に優勝を勝ち取り、ディバイドバトル1stセッションの頂点に輝いたのは‘‘たくやさん‘‘だ!!!
本当におめでとう!!また、すべての参加者にも敬意と感謝を示したい。
ファイナル・プレファイナルの熱闘に加えて、各種サイドイベントや物販もご紹介しよう。
こちらもかなりの盛況で、両日ともに盛り上がっていたぞ。
サイドイベント
【ビルディバサークル!】
毎月、カードショップ様でも開かれている大人気イベント、ビルディバサークル!の出張版。
事前登録等が必要なく気軽に参加できるイベントなので、初心者の方や、友人を連れてぜひ参加してほしいイベントだ!
この日は併設でタッグバトルなども開催され、貸し出しデッキでの2on2バトルなども楽しめた。
【タイアップクロスファイト出張版】
タイアップタイトル『「魔法少女まどか☆マギカ」シリーズ』『鬼滅の刃』『劇場版「Fate/stay night [Heaven`s Feel]』のみの構築戦だ。
ユーザー達はタイアップタイトルの中で自分自身と共鳴度の高いタイトルで参加していた様子で、別タイトル同士がビルディバイドの世界で威信をかけて戦っているように感じられた。
優勝者には特製イラストディスプレイや直筆サイン入りポスターといった豪華景品も授与されたぞ。
【テリトリー勢力バトル】
参加者は自身のテリトリーの色ごとのチームに所属し、特製のチップを賭けてチーム同士で戦い合うという形式のバトルだ。
最後にチップ数を比べ合う瞬間での、同志たちと勝利を讃え合う姿は素晴らしいものであった。
【ラピッドファイア!】
公式イベントではすっかり定番のサイドイベントとなっている人気のレギュレーション!
その場で購入した1パックで対戦してしまうというテンポの良さと、引いたカードがその場で活躍したりしなかったりする、普段のビルディバイドと違う雰囲気はこのコーナーの魅力だ。
【超先行体験会】
なんと2022年11月4日発売のスターティングデッキ「危険遊戯の冒険者」と「戦国乱世の姫武者」をいち早く遊べてしまうという驚きの体験会。
みな新しいエース、新しいテリトリーに期待を膨らませ、筆者も驚きを隠せない能力ばかりで、これまでのカードにも再注目されるカードがありそうで心が高鳴っている。
予約購入特典も発表されたのでぜひ、発売日には手に取ってほしい。
【ファイナル決勝仕様BO3大会】
本戦の決勝レギュレーションと同様の戦いができるコーナー。
ファイナル決勝さながらの2デッキでの2本先取大会は、かなりの参加者が集まったようだ。
【展示コーナー】
SNSでも告知されていたが、新しいアイオラの姿の新カード情報が大型パネルで登場。
カードの能力をいち早く得られるのはもちろん、素晴らしいイラストや設定も公開され、ビルディバイドの世界観を体感できる空間となっていた。
【物販コーナー】
物販コーナーではこれまでに発売された商品はもちろんのこと、アクリルスタンドや缶バッチなどが購入できた。
TCGshop193様とホビーステーション様によりカードパック購入やカードくじなども購入でき、ユーザーの歓喜する声も多く上がっていた。
【豪華抽選くじコーナー】
ここでは物販コーナーででの購入につき1枚抽選くじがもらえ、豪華抽選くじを引けるコーナーとなっている。
プレイマット、クリアファイルなど豪華景品が揃っており会場限定のグッズもあり、心躍るグッズが並んでいた。
《ステージイベント》
【ビルディバイド -#Radio-】
棟梨ひより役・古賀葵さん、蔵部菊花役・芹澤優さんが交互にパーソナリティを担当している『ビルディバイド -#Radio-』が公開収録された。
お便りコーナーでは京都でのファンミーティングのお話や、観客の皆様と一緒にカードパックを開封するなど、公開収録ならではのビルディバイドをより楽しめるステージとなっていた。
決勝ラウンドともリンクしてコールなども行われ、最高に盛り上がった一日となったぞ!!
クロージング
そして決勝ラウンド終了後、様々なイベントに積極的に参加して頂いた高野光平さんをMCに迎え、総合プロデューサー笠原さん、ビルディバイド宣伝部長の坊やさん、キャンペーンガールのりなさんが登壇。
優勝者ならびに上位入賞者の表彰式では、ついに全国1位が決定したことに多くの方から賞賛と喝采が上がり、会場が盛大に沸いた。
さらにその後、これからのビルディバイドについて総合プロデューサー笠原さんとMC高野光平さんにより新情報が次々に大発表され、今後への期待に筆者も含め参加者は大興奮。
その模様は公式サイトや公式チャンネルでも公開されているので、ぜひそちらをチェックしてほしい!!
最後に……
繰り返しになるが、全ての参加者、プレイヤーの皆様に感謝と敬意を。
1年間を戦い抜いたプレイヤーたちの姿を見てきた筆者からすると、どの大会にもドラマがあり感慨深いが……思い出に浸っている場合ではない!
ディバイドバトル 2ndセッション概要も公開され、次の王者への道ももう切り開かれている!!次の 2ndセッションでも『レディ・ビルドディバイド!』という響き渡る声が早くも待ち遠しい。
それではまた、次の機会まで、良きビルディバイドライフを!!
『レディ・ビルドディバイド!』
(イベントレポーター:みるめ)